「グローバル企業のジェネラル・カウンセルの役割と日本の企業内弁護士の活用」
日時 | 2015年5月11日(月) 16:00~17:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F) |
出演者 | 室伏 康志 氏 弁護士、日本組織内弁護士協会(JILA) 理事長 クレディ・スイス証券 マネージング・ディレクター 法務・コンプライアンス本部長 |
■ 概要
ジェネラル・カウンセル(general counsel)とは、法律問題を取り扱う社内の最高責任者として位置づけられ、経営トップに法的なアドバイスをしています。欧米を中心とするグローバル企業に多く置かれ、経営やコーポレート・ガバナンスにも大きな影響力を持っています。また、最近日本でもインハウス・ローヤー(in-house lawyer、組織内弁護士)を採用する企業が増えてきています。 企業活動のグローバル化がますます進展していく中では、各国の法律問題を的確にとらえビジネスを展開していく必要があります。そうした時代において、ジェネラル・カウンセルに見る海外のグローバル企業の法務に関する取り組みが参考になると思われますし、法務の専門家としての組織内弁護士の活用がいままでに以上に求められると思われます。 本講演会では、最近急速に組織を拡大しつつある「日本組織内弁護士協会(JILA)」の室伏理事長から、海外グローバル企業のジェネラル・カウンセルの役割と現状および日本の組織内弁護士の活用の現状と課題についてお話しいただきます。 |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎室伏 康志(むろふし・やすし) 弁護士、日本組織内弁護士協会(JILA) 理事長 クレディ・スイス証券 マネージング・ディレクター 法務・コンプライアンス本部長 【略歴】 1981年 3月 東京大学法学部卒業 1985年 4月 弁護士登録(第二東京弁護士会・37期) 1985年 4月 濱田松本法律事務所(~1993年4月) 1988年 6月 コーネル大学ロースクール修士課程卒業(LL.M.) 1988年 9月 サリバン・クロムウェル法律事務所(ニューヨーク)(~1989年6月) 1993年 4月 足立・ヘンダーソン・宮武・藤田法律事務所(~1997年4月) 1997年 4月 東京青山法律事務所(~2000年4月) 2000年 4月 クレディ・スイス証券株式会社 クレディ・スイス銀行 東京支店 マネージング・ディレクター 法務・コンプライアンス本部長 (~現在) 2011年 4月 日本組織内弁護士協会(JILA) 理事 2012年 4月 日本組織内弁護士協会(JILA) 理事長(~現在) |