「取締役会としてのサイバーセキュリティ」

日時 2017年3月16日(木) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
出演者 横浜 信一 氏(日本電信電話株式会社 ヘッド、サイバーセキュリティ・インテグレーション)

■ 概要

サイバーセキュリティが企業のリスク管理上の大きな課題として浮かび上がりつつあります。これまで日本企業を守ってくれていた「日本語の壁」はなくなり、サイバー攻撃は国境を越えて仕掛けられています。サイバー攻撃による被害は、もはや「対岸の火事」ではなくなっています。経済産業省が2015年12月に発表した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」は、企業経営者の自主的リーダーシップを求めていますが、「サイバーセキュリティは技術課題ではなく経営課題である」と認識し実践している日本企業はまだまだ少数と思われます。
そうした中で、取締役会はどのような役割を果たすべきか、米国の取組み事例などを参照しながらお話させて頂きます。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎横浜 信一(よこはま・しんいち)
 日本電信電話株式会社 ヘッド、サイバーセキュリティ・インテグレーション

NTT持株会社にてサイバーセキュリティに関するパブリック・アドボカシーを担う。日本、米国を中心としつつ、アセアン、欧州でも活動。米国では連邦政府傘下の官民連携委員会のメンバー。また、2015年2月にスタンフォード大学で開催されたホワイトハウス・サイバーセキュリティ・サミットなどのパネリストを務める。2015年10月に「経営としてのサイバーセキュリティ」を出版(簡易英訳版あり)。

2014年7月に現職に就く以前は、NTTデータにて海外M&A会社の経営統合、マッキンゼー日本支社で通信・ハイテク産業へのコンサルティング、経済産業省にて情報産業育成などに携わる。また、社会貢献活動として、知的障害者のパラリンピックとも言われるスペシャル・オリンピックス日本法人の理事、アジア・パシフィック地域のリーダーシップ・カウンシルのメンバーを務める。
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス研究所