「PRI責任投資原則が促進する投資と産業界への影響」

日時 2017年4月17日(月) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
出演者 森澤 充世 氏(PRI事務局 グローバルネットワーク&アウトリーチ ジャパンヘッド)

■ 概要

世界ではESG投資が主流になり、GPIFは2015年にPRIに署名し、ESG投資は日本でも拡大している。ESGの重要性は、法律や政策の変化、社会の期待と規範の変化によって進化している。日本版スチュワードシップ・コードが導入され、日本の投資家がオーナーシップの意識を持つようになり、企業はコーポレートガバナンス・コードの策定によりガバナンス改善を求められている。
今後、日本の機関投資家が世界の投資家と同じ問題意識を持って企業と対話を続けていくと、日本企業は早期に対応すべき世界的な動向や課題を理解し、戦略に組み入れることが期待される。
PRIが促進する投資と世界の動向から、金融界の変化による産業界への影響と経済の発展の可能性を考える。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎森澤 充世(もりさわ・みちよ)
 PRI事務局 グローバルネットワーク&アウトリーチ ジャパンヘッド

シティバンク等で金融機関間決済リスク削減業務に従事した後、環境学の研究を開始する。CDPの2006年の世界的な対象企業拡大に伴い、日本担当としてCDPに参加する。2010年PRI事務局の日本ネットワーク創設にあたり、日本でのPRI責任者として参加する。 CDP事務局ジャパンディレクターを兼務 東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了 環境学博士

担当分野はサステナブル投資、環境、開示 NPO法人・日本サステナブル投資フォーラム理事、環境省委員他

〔著書〕
「Enough for All Forever - A Handbook for Learning about Sustainability」 Common Ground 出版(共著)
「エネルギー&カーボンマネジメント」日刊工業新聞社(共著)
「証券アナリストジャーナルESG投資」日本証券アナリスト協会、
「FISCOファイナンシャルレビュー企業開示と対話の行方」 など寄稿多数
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス研究所