『社外役員がモニタリングするリスク管理体制の最新実務
~発見統制、3線ディフェンス、リスクマップ、グループ内部統制など~』
日時 | 2020年2月19日(水) 16:00~17:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階) |
出演者 | 竹内 朗 氏 (プロアクト法律事務所 弁護士/公認不正検査士) |
■ 概要
社外役員の方々にとって、大きな関心事の一つであり、またモニタリングの対象となるのは、自社の「リスク管理体制」の整備状況であり、具体的には、同業他社と比べて遜色ない体制が整備できているのか、重大なリスク要因について十分な統制が効いているのか、もしリスクが現実化して会社に重大な損害が生じたら自分は善管注意義務違反に問われるのか、といったことであろうと思われ、これらの点については、漠然とした不安を抱えていらっしゃるのではないかと思われます。 本講では、内部統制のフレームワークやベスト・プラクティスに関する最新の実務状況をふんだんに紹介し、目指すべき水準(To Be)のイメージを「具体化」していただきます。これにより、自社の体制のどこが足りないのか、どこをどのように強化すれば十分なリスク管理体制になるのかのイメージが「具体化」され、漠然とした不安は解消されます。あとは「実行」あるのみです。 社外役員の方々をはじめ、経営トップ、リスク管理担当役員、監査役等の方々にもご聴講をお勧めいたします。(講師より) |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎竹内 朗(たけうち・あきら) プロアクト法律事務所 弁護士/公認不正検査士 1990年早稲田大学法学部卒、1996年弁護士登録、 2001年日興コーディアル証券(株)(現SMBC日興証券(株))法務部勤務、 2006年国広総合法律事務所パートナー、2010年プロアクト法律事務所開設 専門は、企業のリスクマネジメント、不祥事対応・有事の危機管理、平時のリスク管理体制強化(コンプライアンス)、会社法(ガバナンス)、 金融商品取引法、反社会的勢力排除、独占禁止法など (株)№1社外監査役(東証JASDAQ)、 (株)エコスタイル社外取締役、(株)マイナビ社外取締役 ※月刊監査役に不定期連載「企業不祥事の事例分析」 2016年7月「東芝不正会計問題」、10月「東洋ゴム工業免震ゴム偽装問題」、 2017年1月「三菱自動車燃費不正問題」、7月「DeNAキュレーション事業問題」、10月「富士ゼロックス不正会計問題」、 2018年1月「みずほ銀行反社会的勢力向け融資問題」、4月「日産自動車無資格完成検査問題」、7月号「神戸製鋼所検査データ改ざん問題」 ※2018年12月に日本経済新聞社が発表した第14回「企業法務・弁護士調査」で、企業が選ぶ弁護士ランキングの「危機管理分野」で第6位に 選出 |