日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークが行うセミナー・シンポジウム

第111回セミナー
「経営陣への適切なインセンティブ付与に向けた取組について」 

【日時】 2016年5月25日(水) 10:00~11:30
【場所】 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
【出演者】 黒田 嘉彰 氏(経済産業省 経済産業政策局 産業組織課 課長補佐(総括))

■ セミナーの趣旨

我が国企業の「稼ぐ力」向上に向け、「攻め」の経営判断を促すためには、経営陣に対して中長期の企業価値向上インセンティブ付与していくことが重要である。この点、会社役員への報酬について、平成28年度税制改正において一定の譲渡制限付株式(いわゆるリストリクテッド・ストック)を法人税法上損金算入の対象とすることや、利益連動給与の対象となる指標の範囲の明確化等の措置が講じられた。また、本年2月、会社役員の訴訟リスクに対応する会社役員賠償責任保険の保険料負担について、税務上の取扱いが明確化されたところである。本講演では、経営陣への適切なインセンティブ付与に向けた取組の内容について紹介を行う。(経済産業省より)

[会社役員賠償責任保険の保険料に関する税務上の取扱いについて]
http://www.meti.go.jp/press/2015/02/20160224004/20160224004.html
[「攻めの経営」を促す役員報酬 ~新たな株式報酬(いわゆる「リストリクテッド・ストック」)の導入等の手引~]
http://www.meti.go.jp/press/2016/04/20160428009/20160428009.html

■ 出演者紹介(敬称略)

◎黒田 嘉彰(くろだ・よしあき)
 経済産業省 経済産業政策局 産業組織課 課長補佐(総括)

2003年、経済産業省に入省。2014年9月より現職。
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
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