『コーポレートガバナンス改革で日本企業は変わったのか?-ガバナンス・コードと向き合う企業の理想と現実』

アベノミクスにおける成長戦略の一環として「攻めのガバナンス」を標榜するコーポレートガバナンス改革は2年目を迎え、政府の未来投資会議においても主要な議題とされています。同改革により、指名委員会を設置して後継者選任プロセスを透明化する企業、中長期業績連動型の報酬体系を導入する企業、そして社外取締役を複数選任する企業は急増しました。しかし企業のガバナンスは実質的に変わったのでしょうか、それとも形式だけ整えているにすぎないのでしょうか。上場会社を中心に、2015年6月に適用が開始されたコーポレートガバナンス・コードへの企業対応が進む中、果たして「攻めのガバナンス」による改革は、中長期的な企業価値向上、持続的な成長を日本企業にもたらすのでしょうか。
本シンポジウムでは、基調講演および企業経営経験者、市場関係者の方々による意見交換を通じて、関西企業がガバナンス改革にどのように臨むべきか、また社外取締役はどのように企業と向き合うべきなのか、その方向性を模索します。

【共催】 特定非営利活動法人(NPO法人) 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク(CGネット)
公益社団法人 関西経済連合会
【日時】 2017年1月16日(月) 14:00~17:00
【場所】 大阪弁護士会館2階ホール(大阪市北区西天満1-12-5)
→ 地図 (なにわ橋駅 出口1から徒歩5分)

■ スケジュール    

【第1部】
14:10~15:10
■ 基調講演
社外取締役を実質的に機能させるために-ビジネスからの視点-
  牛島 信
 (日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 理事長、牛島総合法律事務所 代表弁護士)
【第2部】
15:20~16:50
■ パネルディスカッション
関西企業はガバナンス改革にどのように向き合うべきか
◇パネリスト(50音順)
 井口 譲二 氏(ニッセイアセットマネジメント チーフ・コーポレート・ガバナンス・オフィサー)
 牛島 信     (日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 理事長、牛島総合法律事務所 代表弁護士)
 中田 孝治 氏(積水ハウス常務執行役員 関経連コーポレートガバナンス研究会主査)
 長島 徹   氏(帝人相談役、花王・イオン社外取締役、ダイキン工業社外監査役、日本コーポレート・ガバナンス・
            ネットワーク 理事)
◇コーディネーター
 山口 利昭  氏(日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 理事、山口利昭法律事務所 代表弁護士)