『取締役会評価を評価する』

日時 2019年9月9日(月) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階)
出演者 佃 秀昭 氏 (企業統治推進機構 代表取締役社長)

■ 概要

CGコードの補充原則4-11③では、取締役会の実効性につき分析・評価を行い、その結果の概要を開示することが求められている。取締役会評価は日本企業にとり馴染みが薄いテーマであり、エクスプレイン率も高水準で推移してきた。
本講演では「企業統治改革の第一人者」(日本経済新聞)とされ、CGコード導入前から取締役会の第三者評価に携わってきた佃 秀昭氏が、取締役会評価の現状と課題を解説する。東証一部上場企業を対象とする最新の調査結果を紹介しつつ、取締役会評価の「効用と限界」や「評価実施上の留意点」などを論じる。

■ 出演者紹介(敬称略)

◎佃 秀昭(つくだ・ひであき)
 企業統治推進機構 代表取締役社長

三和銀行(現三菱UFJ銀行)、エゴンゼンダー日本法人代表取締役社長等を歴任。 日本企業の取締役会と経営者をクライアントに、企業統治改革、取締役会評価、社長後継者計画、経営層の評価・育成、独立社外取締役の招聘などを支援。金融庁・東京証券取引所「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」および金融庁「スチュワードシップ・コードの有識者検討会」メンバー。
東京大学法学部卒業。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修了。