「近時の事例を題材に『守りのガバナンス』の実効性向上を考える~2021年コード改訂と今後の課題~」   

日時 2021年8月27日(金) 16:00~17:30
聴講形式 今般の感染状況等を踏まえ、本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
 ①Zoomを利用したオンラインによる聴講
 ②YouTubeを利用した後日聴講(1週間限定となります)
出演者 清原 健 氏 (清原国際法律事務所 代表弁護士)

■ 概要

今般のコード改訂は、サステナビリティを主要な改訂事項の1つに加えており、時代の要請に対応した改革との評価もできますが、他方、「守りのガバ
ナンス」に関する改訂事項は限定的です。また、対話ガイドラインの改訂のみにとどめられた重要な事項もありました。そのため、今後のガバナンス水
準は、各社の運用と投資家との対話に委ねられる部分が相当程度大きいと想定されます。
そこで、改訂コード下での残された課題について、ガバナンス上の問題が問われた近時の事例(会社提案役員選任議案をめぐる複数の事例)を題材として、ガバナンスの実効性向上に向けた実務上の対応・アプローチの視点を検討します。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎清原 健(きよはら・けん)
 清原国際法律事務所 代表弁護士

東京大学法学部(法学士)、米国ミシガン大学ロースクール(LL.M)。
弁護士(1992年登録)、ニューヨーク州弁護士(1997年登録)。米国や英国のグローバル・ロー・ファームのパートナーを経て、2016年に清原国際法律
事務所を創設。IFIAR(監査監督機関国際フォーラム)のAdvisory Groupメンバー(現任)、第一東京弁護士会 総合法律研究所「会計・監査制度研究部会」部会長(現任)、金融商品取引法研究部会・元部会長。金融審議会・ディスクロージャ―・ワーキング・グループ委員(2021年8月以降再開予定、2017年度)、金融庁「会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会」メンバー(2018年度)、企業会計審議会・監査部会臨時委員(2012年度~2015年度)、金融庁コーポレート・ガバナンス連絡会議メンバー(2010年度)など歴任。元東日本高速道路株式会社・社外監査役。

■ 参加形態

参加形態
Zoomを利用したオンラインによる聴講 WebセミナーにはZoomを使用します。
企業によってはセキュリティの観点によりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。
YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、1週間限定でYouTube配信します。

  ※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。