独立役員導入支援

企業と独立役員の候補者の橋渡しの場を提供

2011年に発生した上場会社の相次ぐ企業不祥事で、コーポレート・ガバナンスの重要性、とりわけ、社外取締役、社外監査役の独立性についての議論が高まっています。法制審議会会社法制部会における社外取締役の義務付け、証券取引所規則に定められた独立役員の強化という議論と相まって、これらの問題について、いままで積極的とは言えなかった企業でも、本格的な取り組みがなされていくと思われます。

加えて、昨今、企業経営をウォッチする立場の独立役員が、事実上、経営者によって選ばれていることがにわかに問題になってきています。独立役員は経営者とのしがらみがないことが求められますが、その人選について経営者の過大な関与があることは望ましいことではありません。実際、ガバナンスの先進国では、経営者が関与しない仕組みが導入されています。

しかし、日本では、企業と独立役員候補者の間を結ぶインフラが未整備であることは否めません。CGネットでは、独立役員を求めている企業と独立役員候補者の個人の間の橋渡し的なインフラを引き継いでいます。各分野において優れた経験を持ち、コーポレート・ガバナンスの理解があり、バランス感覚に優れた方々を独立役員候補者としてデータベース化し、企業の皆様からのご依頼により推薦。すでに、グローバル大企業から中堅企業、新興企業、オーナー企業に対して、多くの実績を積み重ねています。

CGネットでは、個人会員に多数の独立役員の経験者がいることから、適宜情報交換を行っています。また、ガバナンス先進企業の経営者、取締役会事務局、ガバナンス実務担当者との接点も多数有し、情報収集に努めています。このようなことから、コーポレート・ガバナンスの実効性を高めるために、独立役員候補者の推薦を行うだけでなく、導入後のサポート方法、取締役会の運営等のアドバイスも行っています。優れた独立役員を求める企業からの要請に応えるべく、さまざまなノウハウを蓄積して日本企業のコーポレート・ガバナンス向上に貢献しています。

独立役員を求めている企業の皆様へ

◇200名を超える候補者データベース

CGネットが社外ネットから引き継いだ「独立役員候補者データベース」は200名を超える登録があります。登録者の内訳は、経営経験者(上場会社のトップ経験者も多く含まれます)が大半ですが、弁護士、会計士、学者、コンサルタントなど、現在の独立役員縮図となっています。ボードのダイバーシティを実現するための女性、外国人の候補者も含まれます。上場会社の独立役員の経験者も多く(現役者も含まれます)、向学心豊かで、バランス感覚に優れた候補者群となっています。

◇推薦対象

独立役員(社外取締役、社外監査役)、独立役員就任を前提とした顧問、アドバイザリー・ボード・メンバーなど。コーポレート・ガバナンス向上を目的とした役割に限定させていただいています。

◇費用

CGネットワークの賛助会員(法人会員)としてご入会いただくことが条件となりますが、候補者推薦について特段の費用は発生いたしません。

◇対応可能時期

株主総会招集通知の印刷のタイミングまで対応できますが、不測の事態を避けるために、なるべく早めに動かれることをお勧めいたします。

◇関東地区以外からの要請にも対応

独立社外取締役は非常勤であることが想定されているため、就任後は、関東地区から足を運んでもらうことが可能です。実際に地方企業の独立社外取締役就任に積極的な候補者も多数存在します。

◇候補者推薦の開示

昨今の独立性が厳しく問われていることに加えて、候補者の選任経緯についても注目されるようになってきています。機関投資家からは、CGネットのような第三者団体かつガバナンスの教育団体からの推挙を受けることはポジティブに受け入れられる可能性が高いと推測されます。そのようなことを踏まえて、株主総会の招集通知等に、CGネットから推薦を受けたことをご記載いただくことも可能です。

候補者推薦のプロセス

以下が標準的なプロセスですが、ご要望に応じてテーラーメードで対応することが可能です。

①リストアップ

求める候補者像をヒアリングさせていただき、取締役会・監査役会の構成、独立性を勘案して、複数の候補者をリストアップいたします(数日から一週間程度お時間をいただきます)。

②優先順位の設定

候補者の優先順位を設定いただきます。なお、候補者全員と面談した後、一人を選ぶことはご遠慮いただいています。

③面談の設定

会社代表者(CEO)と候補者(独立社外取締役の場合、独立社外監査役の場合は監査役会)との面談を設定します。必要に応じて、複数回、他の社内役員、社外役員との面談を設定することがあります。

④意思確認

双方(会社側、候補者側)の意思確認をさせていただきます。双方が合意すれば、その後は当事者間の対応にお任せいたします。合意に至らなかった場合、他の候補者との面談の可能性を探ります。

⑤フォローアップ

必要に応じて、就任までのサポート、就任後のサポートを行います。

独立役員(社外取締役、社外監査役)就任に関心のある個人の皆様へ

独立役員の就任に関心のある方は、個人会員(正会員をお勧めしています)としてのご入会いただいた後、CGネット指定のフォーマットで「独立役員候補者データベース」にご登録いただきます(ご入会の諸手続きが終わったあとに事務局長から連絡いたします)。

CGネットが用意する様々な活動にご参加いただき、コーポレート・ガバナンスを理解を深めていただきながら、実際に独立役員を務めている方との交流していただくことは意味のあることだと考えます。

企業から打診があった際に、積み重ねてこられた経験や実績、活動への参加度などを参考に候補者を検討します。候補者の選定後は本人に打診させていただき、上記プロセスに進んでいきます。

独立役員の選任・就任は極めてセンシティブな問題です。
ご不明な点は「事務局長富永」までお問い合わせ下さい。