「脱炭素時代に備えよ~ESGと企業経営~」

日時 2018年10月29日(月) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階)
出演者 末吉 竹二郎 氏 (国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)特別顧問)

■ 概要

2015年のパリ協定の誕生を機に、世界の潮目が変わった。世界の価値観が、「低炭素から脱炭素」へ切り替わったのだ。
換言すれば、これからは、低炭素時代に許されたものがどんどん壊され脱炭素に叶うものがどんどん創造されていくのである。
無論、金融とてその例外ではあり得ない。CO2排出を許す金融は壊され、CO2排出を忌避する金融にとって代わられる時代が始まった。(講師より)

【ご参考】環境省 ホームページより
 → ESG 金融懇談会

■ 出演者紹介(敬称略)

◎末吉 竹二郎(すえよし・たけじろう)
 国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)特別顧問

長年の金融界での経験をバックに「金融と地球環境問題」をテーマに、金融のあり方やCSR経営などについて、講演、講義、著書などで啓もうに努める。国連環境計画・金融イ二シアテイブの特別顧問の他、各種審議会の委員や地方自治体のアドヴァザー、企業の社外役員なども務める。CDPのトラスティー兼ジャパンチェアマン。公益財団法人自然エネルギー財団の代表理事副理事長。一般社団法人グリーンファイナンス推進機構の代表理事。
1967年に三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。取締役NY支店長などを経て、1998年、日興アセットマネジメント副社長に就任。2002年の退任を機に環境問題に本格的にかかわる。2008年~09年、福田・麻生両首相の下におかれた「地球温暖化に関する懇談会」の委員を務めた。河野太郎外務大臣による「気候変動に関する有識者会合(18年1月~)の座長を務める。

主な著書に、「地球温暖化講義」(東洋経済)、「グリーン経済最前線」(共著、岩波新書)他。